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清澄白河にセルフコーヒーカフェ 「ふらっと立ち寄れる店」目指す

20%粒粉パンにトマトとモッツァレラチーズとグリーンオリーブのサラダ、枝豆と麦のサラダをサンド。自家製ピクルス添え

20%粒粉パンにトマトとモッツァレラチーズとグリーンオリーブのサラダ、枝豆と麦のサラダをサンド。自家製ピクルス添え

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 コーヒー専門店が集積する清澄白河にセルフコーヒーカフェ「Brew Parlor 3615(ブリュー パーラー サンロクイチゴ)」(江東区清澄3)がオープンして間もなく2カ月になる。

セルフでどうぞ

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 コーヒー豆は、深めの焙煎(ばいせん)で酸味を少なくし、「毎日飲んでも飽きのこないものにしている」という。サンドイッチの具はデリ、ハム、チーズなどから2種類選ぶことができる。テークアウトも可能で、飲食途中でも持ち帰ることができる。

 「通り掛かった人が気軽に入れる店」をコンセプトに、店内はコンクリートのカウンターや、「裏庭でくつろいでいるイメージ」を意識し人工芝を敷き詰めた床に仕上げた。カップはオーナーの三田村優子さんの知人が開店祝いに寄せてくれたもので、来店客は自分の好みで自由に選ぶことができる。

 三田村さんは、区内にある東京商船大学(現・東京海洋大学)出身。学生時代から清澄白河付近を通り掛かることが多く、清澄庭園、現代美術館、神社仏閣の多い土地柄になじみと愛着があったという。卒業後は関心のあった飲食業界へ就職。その後、米ニューヨークへの留学や就労時、気軽にコーヒーとサンドイッチを買いに行くイートインショップの文化に触れ、「日本でもそういう文化が定着すれば」との思いから出店を決意した。

 メニューは、コーヒー(500円~)、サンドイッチ(750円~)など。サンドイッチに挟んでいるデリが好評で、今後単品のみの販売も検討している。開店以来、「話をしに立ち寄ってくれる人が増えた。深川散策して歩き疲れた人も立ち寄ってくれる。近くに相撲部屋があり、朝稽古を見学後に来てくれたらうれしい」と話す。

 営業時間は7時~19時。

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