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キッザニア東京「おしごと相談センター」パビリオン刷新 タブレット導入

自分の書いた「おしごと紹介レポート」をプレゼンテーションする参加者

自分の書いた「おしごと紹介レポート」をプレゼンテーションする参加者

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 キッザニア東京(江東区豊洲2)の「おしごと相談センター」パビリオンが2月18日、リニューアルオープンした。

大型タッチパネルで仕事を探す参加者

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 リクルートキャリア(中央区)が協賛する同パビリオンは2006年に登場。リニューアルオープンに先駆けて行われたセレモニーで同社の小林大三社長は「子どもたちにとって、『働く』をイメージする機会となり、将来、実社会で働くことにつなげてほしい」と期待を込めた。「『おしごと診断』ではパーソナルなデータを出すことができる。『好き』や興味がある仕事はもちろん、自分の資質に適した仕事を知ることで、新しい自分を発見してほしい」とも。

 リューアル後の施設には、75インチの大型タッチパネルとタブレットを完備する。

 大型タッチパネルには、キッザニアタウンがイラスト地図で表示され、各パビリオンを触ると仕事の説明がポップアップで表れる。「デジタルキオスク」と名付けられたタブレット端末では、9つの質問に答えることで、自分のパーソナルタイプに合った仕事を導き出すことができる。「好きなもの」「ユニホーム」から仕事や体験を選ぶこともでき、興味がある好きな仕事と、自分の性格や特性に合った仕事との両面から探すことができる。これらは参加した子どもたちが自分の空き時間にいつでも利用することができる。

 アクティビティーとしては、「おしごとレポーター」を体験することができる。参加者は行ったことのある仕事を一つ選び、その仕事についての「紹介リポート」として感想や行う意義などを文章にまとめる。リポートを書き終わった後は一人ずつプレゼンテーションを行う。給料は8キッゾ。

 自分が書いたリポートは大型タッチパネルに飛ばし、閲覧者が仕事を選ぶときの参考にされる。最後に出力されたリポートは持ち帰ることも可能。QRコードも付いており、次回、デジタルキオスクに読み込ませると、過去のリポートを確認することができ、自分の成長や気付きを確認することができる。

 体験した参加者のむーこさん(10)は「思ったことをリポートにするので難しいこともない。まだ小さい子ならプレゼンは難しいかもしれないが、10歳だと問題はない」と堂々と話していた。

 営業時間は、1部=9時~15時、2部=16時~21時(完全入れ替え制)。料金は体験する時間帯、年齢などによって異なる。

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