ユナイテッド・シネマ豊洲（江東区豊洲2）で12月16日～18日、体感型アトラクションシアター「4DX（R）」プレビューイベントが行われ、映画『アナと雪の女王』などが上映された。

スモーク

　同システムは、シートの動きや、劇場内のさまざまな場所に仕掛けられた装置を使い、よりリアルな臨場感と共に映画を楽しめるもの。効果は、「動き」「風」「空気」「雨」「水」「香り」「煙」「シャボン玉」「フラッシュ」の9つ。今回、同施設に新規追加された「雪」と「嵐」の効果は、世界に先駆けた導入という。

　同イベントに先駆け、12月10日に発売された「プレビューチケット」は、すべての回で即日完売。『アナと雪の女王』では、シアター入場時とエンドロールで「雪」が降り観客を魅了した。泡の粒をさらに細かくし本当の雪が降るように見せるため調整しているといい、ただ細かくした泡を降らすだけでは雪が降るような動きを表現することは困難なため、微妙な調整を施している。「雪」と「嵐」の上映本編への反映は2015年春以降という。

　同社営業部の鈴木さんは「通常版の映画でも十分に映画のストーリーに入り込めるが、4DX（R）のさまざまな効果により、一層と作品の世界に入り込むことができる。そういった没入感を、ぜひ感じてほしい。映画を見た後の余韻が、4DX（R）効果でいつもより深く残るのではないか」と話す。

　12月19日から本格始動し、オープニング作品は「ホビット/決戦のゆくえ　4DX（R）版」、12月20日からは「ベイマックス」を上映する。