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江東で若手指揮者と高校生ピアニストの演奏会 「気鋭」と「天才」が競演

高校生ピアニストの山崎亮汰さん

高校生ピアニストの山崎亮汰さん

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 ティアラこうとう(江東区住吉2)で7月18日に行われる「ティアラこうとう定期演奏会」で、若手指揮者・大井剛史さんと高校生ピアニスト・山崎亮汰さんが競演する。

指揮者はこの人

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 大井さんは現在41歳と指揮者としては若手ながら、「ニューフィルハーモニーオーケストラ千葉」「山形交響楽団」「東京佼成ウインドオーケストラ」と3つの楽団の正指揮者を担うなど、活躍目覚ましい気鋭の指揮者。

 ピアノ独奏は、昨年「第38回ピティナ・ピアノコンペティション」の特級部門(ピアノ協奏曲部門)で史上最年少タイの15歳でグランプリを獲得し、「天才」の呼び声高い山崎亮汰さんが演奏する。

 演奏予定の「プロコフィエフ/ピアノ協奏曲第3番ハ長調作品26」は、山崎さんが昨年グランプリを獲得した際に演奏した曲目。「冒頭から勢いのあるかっこいい曲。後半の5分間の圧倒的なクライマックスも素晴らしい」と山崎さん。

 山崎さんのピアノ練習の息抜きは「CDやユーチューブでいろいろな演奏を聴くこと」。あくまで音楽に向き合いながらも「1日の練習時間は、その日の出来によって変わるので時間はあまり意識していない」と柔軟。将来は、「ただの鍵盤弾きではない、味のある演奏家になりたい」という夢も。

 今回の演奏会で若手2人を起用したことに関して、同楽団の広報担当者・長岡さんは「若手アーティストの成長を応援するとともに、将来有望なアーティストを皆様に紹介し、クラシック音楽をさらに楽しんでもらいたい」と話す。「ピアノ協奏曲では16歳の山崎さんの若さあふれる才能を、交響曲ではこれから巨匠の道を進んでいこうという指揮者が、作品をどう解釈、指揮するかを楽しんでほしい」とも。

 13時15分開場、14時開演。チケットは、S席=3,700円、A席=3,000円、B席=2,300円、ユースチケット(30歳以下・座席指定不可)=1,600円。

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