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江東区の人口50万人突破 豊洲地区、10年で7割強増

江東区役所

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 江東区は6月12日、区内人口が50万人を突破した。同日の行政業務終了時点で50万33人。50万人の到達は23区内で8番目。

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 地区別では、マンション急増が激しい豊洲・有明・東雲を有する臨海部エリアでの人口増加が目立ち、過去10年の豊洲地区の人口推移は4万7597人で75.7%の増となっている。

 同区の人口推移は、1945(昭和20)年3月の「東京大空襲」をはじめ、戦火で当時2万5208人と極端に減少したが、戦後急増。1957(昭和32)年には30万人を突破。1960~70年代にかけて、工場跡地に高層集合住宅の建設が進み、人口は35~37万人台で推移。1988~97年は地価高騰のあおりを受け減少傾向をたどったが、1998年から再び増加。以降、毎年数千人規模で増加し続け、2002年8月時点で40万人を超え、現在までおよそ13年で10万人の人口増となった。

 「住民基本台帳」で、今年1月1日時点で、総人口49万3952人。人口の構成は、0~14歳は6万2556人(構成比12.67%)、15~64歳は32万7250人(同66.25%)、65歳以上は10万4146人(同21.08%)となっている。

 区では達成の記念として、同日、区役所窓口に出生届を提出した区民のうち約20人に、山崎孝明江東区長のメッセージと、区の観光キャラクター「コトミちゃん」のぬいぐるみを進呈。うち1人には、山崎区長が直接訪問し、ぬいぐるみを届けるという。

 山崎区長は「私が区長任期中に実現したことをうれしく、誇りに思う。発展し続ける区の50万区民が安全・安心で快適に生活できるよう全力を尽くす」とコメントしている。

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