清澄白河の「ギャラリーas(アス)」(江東区三好2、TEL 03-5639-1321)で現在、「贈る・貰(もら)う歓(よろこ)び」展が行われている。
同ギャラリーは2007年9月にオープン。代表のオオロヒサコさんは「最初は2年契約で始めたが、引き続き貸してもらえることになって今に至っている。東京オリンピックが終わるまでここでやっていけたら」と話す。
企画展のDMを重要視しているオオロさん。過去の展示で芳名帳に書かれた連絡先を元に、必ず手書きで宛名を書くというこだわり。北は新大橋通り、南は葛西橋通り、東は四ツ目通りの手前、西は隅田川までの範囲は、オオロさん自らがポスティングするという。「切手を貼る場合は必ず記念切手にしている。今では郵便局員が新作の情報をくれたりもする」とも。
同展では5月の母の日、6月の父の日を見据え、「贈られたらきっとうれしいのではないか」というコンセプトでものづくり作家3人が手掛けた作品が並ぶ。天然石アクセサリー、大島紬(つむぎ)のネクタイ、着物のリメーク服、植物のツルを編んだ籠など。
「季節も良くなってきたので、深川散策の途中にぜひ来てもらいたい」とオオロさん。
開廊時間は12時30分~18時30分。日曜休廊。4月28日まで。