亀戸に缶詰バー「mr.kanso」(江東区亀戸6)がオープンしてもうすぐ2カ月がたつ。
同店は、「缶詰と酒が楽しめるお店」をテーマにした日本最大級の缶詰バー。「クリーン・ブラザーズ」(大阪市)が展開するフランチャイズ店舗で、区内では門前仲町店に続き、2店舗目。
店内には1個200円~2,000円の高級品まで、約250種類の缶詰が並び、その場でアルコールなどと共に楽しむことができる。
スーパーや百貨店などで入手できる定番の缶詰から、「洋風ハンバーグ」「だし巻」「たこやき」「激辛カレー」など同店オリジナルの缶詰、「イノシシ肉」「アザラシ大和煮」「トド大和煮」「ウツボ」「蜂の子」などの珍品まであり、興味本位で頼む人もいるという。
店長の滝口浩さんは「意外に人気を博しているのは『たくあん』の缶詰。味が良く、中身もぎっしり入っていて、リピートする人が多い」と話す。
来店客は、「鯨(くじら)の大和煮」を懐かしいと頼む年配者や、「牡蠣(カキ)」や「パテ」の缶詰とクラッカーを購入し、ワインを飲む女性グループなど、それぞれの楽しみ方をしている。
飲み物は、ソフトドリンク、ビール、ワイン、ウイスキー、チューハイなど、定番がそろい、「生ビール」(350円)、「グラスワイン(赤・白)」(350円)は気軽に利用できる値段を設定している。
「最近の缶詰は味も良く、バラエティー豊か。ぜひいろんな人に缶詰のちょい飲みを楽しんでもらいたい」と滝口さん。「亀戸でこの飲み方を広めていきたい」とも。
営業時間は、18時~24時(ラストオーダー23時)。