東大島駅近くの「旧中川・川の駅」(江東区大島9)が2周年を迎え、3月14日と15日の2日間、「リバーフェスタ江東」が開催された。
同所は、旧中川と小名木川との合流地点にあり、地域活性のため、水辺の新たなにぎわい拠点として、「水彩都市 江東」を全国にアピールすることを目指し整備された公園。
2年目を迎える同イベントは、水陸両用バス「スカイダック」の乗船体験や模擬店、パフォーマンスなど、水辺を楽しむさまざまなイベントを展開。地域の見どころを紹介する江東区観光協会ブース出展や、「船番所資料館」(同)での催し物もあった。
NPO法人「江東区の水辺に親しむ会」理事長の須永俶子さんは「江東区が水辺の街という点をアピールしたいという思いから住民たち発意で始めた。たくさんの企業に支えられ、2周年を迎えることができた。主催側もどんどん輪が広がり、昨年に比べると今年は催しものやブースが増えていてとてもうれしい」と話す。
須永さんが「特におすすめ」と話すのは、スカイダックの乗船体験。乗船客が景色などをより一層楽しめるよう、リバーガイドも乗船し、アトラクションのように盛り上げるという。乗船した子どもたちは、窓から顔を出し笑顔があふれていた。陸から水に飛び込む瞬間には大きな水しぶきがあがり、川岸で見ている観客にも爽快な気分を与えた。
今後に向けては、「主催者側もお客さま側もだんだんと認知度が上がってきていることがとてもうれしい。来年は今年以上にすごい盛り上がり方になりそうで今から楽しみ。地域がみんなをもてなす、という思いで今後も続けていきたい」と笑顔で意気込む。