豊洲駅前交差点で2月22日、「東京マラソン」の応援客にお汁粉の無料配布が行われた。主催は豊洲商友会協同組合。
「東京マラソンサポート」として毎年恒例の同サービスで、今年は11時より2000杯を配布した。寒空の下、沿道での応援は体にこたえるものの、お汁粉を受け取った人々は笑顔で味わっていた。
江戸川区から応援に来たという女性は「東京マラソンはエネルギーをもらえるので毎年来ている。移動しながら応援しているが、今年もお汁粉の配布があるかと思い寄ってみた。食べられてうれしい。一休みのきっかけにもなり、とてもおいしくて体も温まる至福の時間」と満足な様子だった。
同組合理事長の渡辺哲三さんは「ランナーに対してのサービスはあるが、応援してくれる人にも何かしてあげたいと思い、外は寒いので温かいものを配って支援しようと始めた。毎年来てくれる人も増えて、『豊洲の角で応援すればお汁粉がある』というのが定着してきてうれしい。ただ、ランナーにはなかなか食べてもらえないのが少し残念。次はランナーの目にも止まるよう工夫しなければ」と早くも来年への意気込みを見せた。