ティアラこうとう (江東区住吉2)で2月13日~15日の3日間、「イーストエンド国際ギターフェスティバル」が開催される。
毎年世界の一流の演奏家を招いて行われる同イベントは今年で5回目。今年はアルゼンチンからリカルド・モヤーノ氏、スペインとギリシャ出身の2人からなるギターデュオ「デュオ・メリス」といった世界的に評価が高いアーティストを迎える。
主催者の樋浦靖晃さんは、「日本のギター界を世界水準へ引き上げる原動力の一つになりたい」との思いから同イベントを開催。自身も国内外で活躍するギタリストで、スマイルベア音楽院(木場6、TEL 03-3649-9038)を主宰している。
内容は、招へいアーティストによる演奏だけでなく、参加者が同アーティストから直接指導を受けられるマスタークラスも開く。参加者によるコンテスト、同アーティストと参加者との懇親会、マスタークラスによる演奏会と、世界の一流ギタリストと参加者が交流できる点に重きを置いている。これまでの海外アーティストの演奏会とは一線を画す「交流型イベント」として、国内ではほかに例を見ないという。
樋浦さんは「西洋から享受してきた音楽文化を日本人自らが創出して恩返しできたら」と話す。
19時演。料金は当日一般=4,500円。現在、マスタークラスの募集はすでに終了しているが、聴講生参加に余裕がある。