江東総合区民センター（江東区大島4）で1月30日、インド人講師による「本格インド料理教室」が行われた。主催は江東区コープ会。

でき上がった料理

　同日の天候は雪にもかかわらず、教室はほぼ満員。同企画はなかなか当選しない人気の企画で、今回も定員に対して倍以上の応募があり抽選となった。日本の食材で手軽に調理できることから、家でも試してみたいとの声も多く上がっている。

　講師はインド料理店「ダ・タダカー」（同、TEL 03-5875-5075）のオーナー・パロミタさん。8年前に夫の仕事の都合で来日し、インド料理店を始めたそう。店名は「インドの味」の意味。客の好みに合わせてスパイスを合わせるのがこだわりだという。

　同教室のテーマは北インド料理フルコース。内容は「ほうれん草と豆腐のカレー」「人参（にんじん）ドレッシングのサラダ」「フルカ（薄焼きのパン）」「スジのハルワ（お供え物のお菓子）」「チャイ」の5品。参加者は多くが普段から料理に慣れ親しんだ主婦ということもあり、手際よく調理をこなし1時間程度ですべての料理が完成。会場にはインド料理ならではのスパイスのいい香りが広がった。

　主催者の岡野さんは、「区内にはインド人のインターナショナルスクールがあるなど、インド人とのつながりが深い。多くの人に奥深いインドを楽しんでもらえれば」と話す。