竹中工務店の「東陽町インテス」ホール(江東区南砂2)で6月30日、深川を描いた映画「小名木川物語」が上映される。
深川出身の写真家・大西みつぐさんが監督を務め、「喪失と再生」テーマに、川と水、街と人が織りなす四季折々の情景をドキュメンタリータッチで描いた同作品。主演はブラジル出身の徳久ウィリアムさんと、美術作家でパフォーマーでもある伊宝田隆子さん。地域住民もエキストラとして参加している。
同社では2015年12月から、「TOKYO 臨海都市模型」を展示し、臨海部のまちづくりのあるべき姿を行政・専門家・企業・地域住民と考える取り組みを行っている。今回の上映会は、「まちの名所の再発見」をコンセプトに開く。
当日は、大西監督とプロデューサー東海亮樹さんのトークイベントも行う。同社東京本店(新砂1)では、1階エントランスホールで同映画に関連した写真パネルを展示し、同映画のロケ地などを含めた地域の「お散歩マップ」を6月30日~7月20日まで配布する。
14時30分開場、上映時間は15時~17時15分。定員は110人(予約先着順)、料金は無料だが、会場に同映画の国際映画祭出品のための寄付金箱を設置する。予約受付は、同映画製作委員会090-7247-7488(10時~19 時)。