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江東区でカンボジアへ寄贈する机・椅子を補修 ボランティアが汗だくで参加

一生懸命磨くボランティア

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 旧江東区テンポラリー工場センター(江東区潮見2)で6月16日・17日、使わなくなった机や椅子をカンボジアの教育施設に贈るための補修作業が行われた。

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 区と「江東区海外リサイクル支援協会」「JHP・学校を作る会」の3者協働で行っている海外支援事業の一環。区内の小・中学校で使わなくなった机や椅子を補修して、現地の教育施設に贈る活動を2004年から続けている。

 16日は区民ボランティアや両会のメンバー、区職員の計32人が補修作業に参加。小学校低学年用から中学生用の大小約120組の机と椅子のさび落としやペンキ塗りを行った。ボランティアで参加した区内在住の女性は「区報を見て活動を知り、自分にも何かできないかと初めて参加した。自分できれいに補修した机や椅子をカンボジアの子どもたちが使ってくれるかと思うとうれしい」と、汗びっしょりになりながら丁寧に作業を行っていた。

 支援物資には贈り手となる小・中学校の子どもたちのメッセージを添える。カンボジアの子どもたちからは喜びの声の寄せ書きや実際に使っている写真などが届き、小・中学校の環境学習教材の一つとして活用する。

 今回補修した机や椅子は、鍵盤ハーモニカなどの楽器と共にコンテナへ積み込まれ、7~8月に船便でカンボジアに輸送される。

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