佐川急便を運営するSGホールディングス東京事務所(江東区新砂2)で2月18日、環境絵画コンクールで環境大臣賞を受賞した作品をデザインしたラッピングトラックの出発式が行われた。
小学生を対象とした「SGホールディングス/佐川急便 全国エコ絵画コンクール」は、子どもたちに絵画創作を通じて環境保全の大切さと意識向上を促すことが目的。3回目を迎える今回のテーマは「守りたい、ぼくたち、わたしたちの地球」。昨年7月~9月にかけて募集された。
過去最多となる応募総数1万4398点の中から最優秀作品にあたる「環境大臣賞」を受賞したのは、兵庫県の小学6年・室結子さんの「住吉川で遊ぶ子ども」と、三重県の小学1年・松下玉磨輝さんの「たこのまほう」の2作品。佐川急便トラックのラッピングデザインに採用された。
出発式では、ラッピングトラックのベールが外されお披露目された。室さんは「すごく大きくてびっくりした」と驚いた様子で、松下さんは「早く皆さんにも見てもらいたい」とうれしそうに話した。同コンクールで特別審査員を務めたさかなクンは、「2人の絵は見ていてスギョくワクワクします。これからこのトラックを街中で探すのがとても楽しみ」と、自身ならではの表現でコメントした。
ラッピングトラックは今春より、全国主要都市を中心に計80台走行する。