清澄白河駅B2番出口すぐの清洲橋通り沿いに1月30日、ワインと発酵食品のセレクトショップ「市松屋」(江東区白河2、TEL 03-3641-9188)がオープンした。
経営するスイミージャパンは、都内で3番目のワイン醸造所「深川ワイナリー」(古石場1、TEL 03-5809-8058)とワインバル「九吾郎Wine Table」(白河1、TEL 03-5875-9516)も展開。店名は中本徹社長の祖先から名付け、市松は2代目(初代は九吾郎)。加えて、「いちまつ」の音の響きから1月末にオープンすることになった。
店舗面積は約33平方メートル。深川ワイナリーのワインを中心に、海外産も含め約150種のワインを並べる。特に「毎日飲んでもらえる価格帯」として、500~2,000円台のワインを豊富にそろえる。窓際には有料の試飲スペースもある。
日本の食卓になじみ深いしょうゆやみそをはじめとした発酵食品も並ぶ。棚にズラリと並ぶ「職人醤油(しょうゆ)」は、日本全国のしょうゆ蔵から、素材との相性や仕込み方の違いなどで選ばれた80種類のしょうゆが100ミリリットル瓶で並ぶ。地元商品の販売も積極的で、「ちくま味噌(みそ)」(佐賀1)や「八幡屋商店」(白河4)の「ヤハタソース」もある。その他、天然酵母パンやワインと合うパスタやパテなども。
店長の石倉いずみさんは「身近な発酵食品とワインとの相性など、気軽にワイン楽しめるような提案をしながら、お客さんと一緒に店をつくっていきたい。みそ漬けや漬物などの新しい食べ方の提案やレシピなども発信したい」と意気込む。
営業時間は10時~20時(土曜・日曜・祝日は11時~19時)。水曜定休。