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江東で「シーサイドマラソン」 黒田雄紀さん大会新で初優勝

江東シーサイドマラソン大会

江東シーサイドマラソン大会

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 夢の島競技場(江東区夢の島1)および江東区内で11月27日、「江東シーサイドマラソン大会」が行われた。主催は江東区。

今回の覇者

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 日本陸連公認の同大会は今年で36回目。ハーフマラソンと10キロの2部門が設定されている。区南部を潮風に乗って走るコースが好評で、区の晩秋の名物となっている。

 当日の天候は曇り、気温は11.5度。注目が集まったのは2551人がエントリーした「ハーフ一般男子の部」。大会7連覇が懸かる河野陽一(33)さん(JP日本郵政グループ東京)も出場した。結果は、前回準優勝の黒田雄紀(21)さん(国学院大学陸上競技同好会)が1時間8分32秒という大会新記録で初優勝し、河野さんは3位だった。

 黒田さんは「河野選手に去年負けているので、今年こそはという思いで1年間練習してきた。勝つことができて本当にうれしい。河野選手の7連覇を阻止できたのは、自分の人生において大きな経験になった」と喜ぶ。次の目標について、「2連覇に向けて頑張るしかない」と意気込みを見せた。

 敗れた河野さんは「1年間この大会に向けて準備し、今のコンディションではベストを尽くせた。黒田選手の記録が伸びているのは聞いていた。経験では勝っていたが、レース序盤から黒田選手に飛ばされてしまって、ついて行けなかった。途中から気持ちを切り替えて情けないレースだけはできないとゴールを目指した」と話した。

 地域振興部スポーツ振興課の神崎康範さんは「大会前から7連覇の話題で持ちきりだった。今回は天候にも恵まれ、暑すぎずランナーも楽しめたのでは」と振り返る。

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