深川神明宮(江東区森下1)で7月3日、毎年恒例の「森下朝顔市」が開かれる。主催は森下商店街、朝顔市実行委員会。
1993年に始まった同市は「森下の夏の風物詩」として地域に定着し、今年で25回目。都内で一番早く開催されるアサガオ市としても知られ、毎年朝早くから多くの人でにぎわい、遠方からの来場者も多い。
今年は武蔵野大学の学生約10人が、ゼミ講習の一環で同市の作業をボランティア体験する。
あんどん型のアサガオは1鉢1,500円。福引券も付く。当日は露店も立ち、地域を中心に活動するグループ「深川発祥」はビールを販売。子どもが楽しめる企画も用意する。境内では地元団体「ヤナガワ・ジョイフル」の合唱や、深川小学校のヒップホップダンスも行われ、今年はアンデス音楽も披露される。毎年好評の「新鮮野菜の無料配布」も行われる。
関連イベントとして、翌4日から同商店街の各店で「中元飲食祭りで落語会&エトセトラ」も開催。休業日の各店を利用して落語や演芸、バイオリン演奏などが行われる。
同商店街理事長の本間修さんは「アサガオ市は地域で長く根付き、多くの人に知られる季節行事になっている。また、落語会なども商店街の人間が中心となっている活動として知られるようになった。これからもこの地域で行事を支えていきたい」と話す。
アサガオ市の開催時間は8時~売れ切れ次第終了。雨天決行。「中元飲食祭りで落語会&エトセトラ」は7月12日まで。参加無料。