横十間川親水公園(江東区東陽7)内にある「花菖蒲園」で現在、ハナショウブの花が見頃を迎えている。
1986(昭和61)年に同区が造成した約600平方メートルの菖蒲田に、約80種・1000株のハナショウブを植栽している同園。
現在、薄紫色の「磯辺」や白色の「涼夕」などが、直径10~15センチの花を咲かせている。このほかの品種も約10センチのつぼみがいくつも膨らんでいる。同園によると、ハナショウブはこれから見頃のピークを迎え、今月中旬まで楽しめるという。
散歩に訪れた人や遊びに来た親子連れなどが、足を止め鑑賞したり、カメラや携帯電話で撮影したりする姿などが見られた。自転車で通りかかった区内在住の女性は「季節を感じる花なので、毎年楽しみにしている。これから咲く花もあるので、友達を連れてまた見に来たいと思う」と話し、色とりどりのハナショウブを写真に収めていた。