芝浦工業大学豊洲キャンパス(江東区豊洲3)裏の豊洲運河沿いで5月30日から、「初夏の船カフェ」が開かれ好評を博している。主催は豊洲地区運河ルネサンス協議会。
豊洲運河を活用して豊かな水辺を生かしたまちづくりを目指す同会。芝浦工業大学のほか、「東京湾クルージング」や地元商店街「豊洲商友会」、地元保育園などが参加。「特に2010年にできた船着場周辺に賑(にぎ)わいをつくるために、同大学との連携プロジェクトが実現した」と同大学工学部建築学科の志村秀明教授。
カフェと運河クルーズを行う同イベントは、2011年から毎年開催し、今年で7回目。今回夜景を眺めながら食事ができるディナークルーズを初めて実施する。週末には露店も登場し、焼きそばやポトフが振る舞われる。
志村さんは「今年は2011年以来の1週間以上の開催。同会メンバーの頑張りで実現した。これから豊洲6丁目の通称『東電堀』まで活動範囲地域を広げていきたい。2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、水辺の賑わいづくりを広げていければ」と意気込む。
雨天、荒天日は中止。今月5日まで。