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江東の工場で紙加工フェスティバル 職人たちが紙の魅力を披露

工場内で熟練の紙加工職人が機械操作を披露する

工場内で熟練の紙加工職人が機械操作を披露する

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「Factory 4F」(江東区大島5)で5月28日、「紙加工」に特化した体験型イベント「4Fes! 2016」が行われる。

トークショーも

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 「Factory 4F」は、製本会社の篠原紙工(同区)4階にあり、「紙加工をテーマとするみんなに開かれた広場」とのコンセプトから生まれたスペース。紙加工に関するイベントやセミナーを展開している。

 同スペースが開催する年に一度の同イベントは、普段大量の印刷物を加工している工場を一般に開放し、紙加工の魅力や可能性を感じてもらうことが目的。

 「書籍、カタログ、ダイレクトメールなど、日常生活で身の回りにある紙がどんな場所でどのように作られているか一般にはほとんど知られていない。一方、紙加工する製本工場では、単純作業の機械操作だけでなく、職人たちの技術や経験をもとに、さまざまなアイデアを実現する工夫を常に行っている」と主催者の沼上純也さん。

 2回目となる同イベントのテーマは「体験するファクトリー」。実際に機械に触り操作できるほか、製本の種類についての簡単なレクチャーや、出版物の製本法について講演、質疑応答なども受け付ける。場内にはカフェコーナーも設営する。

 同イベントに先立ち、5月27日19時から同所で、前夜祭「校正者ライブ」を行う。出版に欠かせない言葉のプロから学びつつ、会場で校正体験を行う。

 沼上さんは「工場の現場を体感することで、紙を加工することの面白さを感じてもらえたらうれしい。『紙加工の広場』を目指して、これからも工場見学ツアーやセミナー、ワークショップなどを定期的に開催する。なかなか見ることのできない紙加工の現場にぜひ訪れてもらいたい」と参加を呼び掛ける。

開催時間は10時~17時。参加無料。

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