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亀戸にピッツァリア「リンシエメ」 若手ピッツア職人が独立開業

焼き上がったピッツァ「マルゲリータ」

焼き上がったピッツァ「マルゲリータ」

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 亀戸に4月1日、ナポリピッツァと南イタリア料理を提供する「Pizzeria e Braceria L’INSIEME(ピッツェリア エ ブラチェリア リンシエメ)」(江東区亀戸1、TEL 03-5858-9713)がオープンした。

オーナーの松丸さん

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 オーナーの松丸俊輔さん(32)がナポリピッツァに魅了されたのは20歳ごろのこと。区内の「ベッラ ナポリ」(高橋9)で初めて口にし、食感や香りに感動しピッツァ職人を志したという。その後、都内各店で腕を磨き、独立した。「ナポリピッツァは、小麦粉と塩と水と酵母とシンプルな材料で作られるが、焼き手によっておいしさが変わるところも魅力」とも。

 約70平方メートルの店内にテーブル席36席を用意。伊・ナポリの窯職人・エルネストさんを招き本場の素材で作った石窯を備える。外・内装にもこだわり、椅子や絵画、エスプレッソマシンなどほとんどの調度品がイタリア製。外観のファサードに店名をつづった90枚以上のタイルもイタリアで作ったという。

 メニューは「マルゲリータ」(1,300円/税別)などナポリピッツァ30種をはじめ、オーソドックスな南イタリア料理が中心。店名にある「ブラチェリア(=炭火焼き料理)」の通り、メイン料理には炭火焼きの肉や魚を用意し、ワインも32種類をそろえる。

 松丸さんは「リンシエメは『共に』『一緒に』という意味。この店も私の考えを押し付けるのではなく、お客さまやスタッフと一緒につくり上げていきたい」と話し、「飲んべえ来るような店になれれば。街の人が気軽に集まるたまり場になってほしいし、その可能性は感じる。非日常空間で日常の会話をやりとりが生まれる場となればすてき」とも。ナポリの名もない食堂のようなにぎやかさと地域への密着感を目指すという。

 営業時間11時30分~14時、17時30分~21時30分(以上、ラストオーダー)。

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