江東・住吉の終活コミュニティーカフェ「ブルーオーシャンカフェ」(江東区住吉2)で2月20日・21日、1周年記念イベント「住吉マルシェ」が開かれる。
昨年2月にオープンした同店は、海での冠婚葬祭事業を手掛ける「ハウスボートクラブ」(同)が運営する都内初の終活コミュニティーカフェ。コンセプトが際立つため話題になった。
20日は同社代表の村田ますみさんが同カフェの1年間を振り返り、今後の展望について話すほか、地域のコミュニティー活動に積極的に取り組む葬祭事業者の講演も行われる。21日はボサノバライブも。アイシングクッキーや革細工、占いなど地域の商店や個人の出店をはじめ、不用品回収やイートインのほか、終活相談コーナーを設ける。
村田さんは「誰にでも訪れる人生の終焉(しゅうえん)について、明るい雰囲気の中で気軽に相談したり、学んだりできる集い場が作りたかったことと、カフェの経営にも興味があった」と話す。「『終活』というと高齢者をイメージするかもしれないが、実際にいらっしゃるお客さまは子育て中のママなども多く、どの世代にとっても無関係ではないテーマであると感じる。全ての世代に優しいカフェを目指して、コミュニティー作りに力を入れ、カフェとしての居心地の良さも追求し、飲食やくつろぎが目的のお客さまも大切にしたい」と意気込む。
開催時間は10時~17時。参加無料。