見る・遊ぶ 暮らす・働く

江東区のブランドコンセプト決定 ワークショップやロゴマーク募集も

ブランド化を進める政策経営部企画課のみなさん

ブランド化を進める政策経営部企画課のみなさん

  • 0

  •  

 江東区は11月、区の魅力を発信するブランドコンセプトを決定し、現在ロゴマークの募集を行っている。

[広告]

 同プロジェクトは、2020年の東京五輪に向けて、先立って東京都が「東京のブランディング戦略」として「& TOKYO(アンド トウキョウ)」と定めたことを受けて、江東区議会でも話が上ったことがきっかけで発足。同区には競技会場が多く整備されることもあり、職員や研究者などで検討委員会を設け、区のブランド化について協議が重ねられた。

 決定したコンセプトは「SPORTS & SUPPORTS KOTO City in TOKYOスポーツと人情が熱いまち 江東区」。同会の協議で、五輪会場をはじめ、7つの区のスポーツ関連センターを有する充実したスポーツ環境と、伝統的に受け継がれてきた下町人情が「同区の魅力」として考えられた。

 区は、決定したコンセプトを受けたまちづくりを目指し、区民から広くアイデアを聞くワークショップも開催。政策経営部企画課の大和(おおわ)聖平さんは「いまだ地方に行くと、『え・とうく』と呼ばれてしまうこともある江東区。国内外に同区をアピールしていくため、区民が思っていることを知り、知恵をぜひお借りしたい」と話し、「まずは区民と一緒の方向を向きたい」とも。既に2回行われ、予想を上回る参加者が集まり意見を交わした。

 重ねて、コンセプトのロゴマークも募集。応募資格は日本国籍の人、および日本在住の外国籍の人。応募条件は自作の未発表作品であり、他の著作権など権利を侵害しないもので、カラー・モノクロ、拡大・縮小で再現してもデザインイメージに変化が少ないこと。大和さんは「決定したコンセプトを元に、街をみんなで盛り上げていく『旗印』となるロゴマークを作りたい」と話す。

 次回ワークショップは12月13日。開催時間は10時~12時。会場は江東区文化センター。事前に電話、FAX、メールで申し込みが必要。ロゴマークの応募締め切りは、来年1月13日必着。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース