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江東でレゴの国際科学コンテスト「FLL」展 子どもの好奇心を高める環境とは?

「FLL」のトロフィーもやっぱりレゴ

「FLL」のトロフィーもやっぱりレゴ

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 竹中工務店東京本店(江東区新砂1)の「GALLERY A4(ギャラリーエークワッド)」(TEL 03-6660-6011)で現在、「FIRST LEGO Leagueで世界へ!-子どもの好奇心に灯(ひ)をつけるスイッチ-」が行われている。

満場一致!アイデアコンペの最優秀作品

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 「First Lego League(FLL)」とは、米NPO法人「FIRST」と玩具メーカーの「LEGO社」が1998年に設立した、9~16歳対象の世界最大規模の国際的なロボット競技会。競技内容は、レゴの教育用ロボットセットを使ったロボット競技とプレゼンテーション。プレゼンテーションでは、ロボットに使ったアイデアや工夫を発表する「ロボットデザイン」、現在起きている社会問題を研究し解決策を提案する「プロジェクト」、各活動の中でチームが大切にしてきた理念を述べる「コアバリュー」の3つの課題を、歌や楽器を使うなど、自由な方法で発表する。

 会場には、FLLの経緯や大会の様子、ロボット競技の作品、レゴで作られたトロフィーなどを展示。フリースペースでは年代を問わず自由に多数のレゴブロックで組み立て遊ぶことができ、11月に行われたワークショップで作られたレゴの動くおみこしも展示している。

 併せて、同展の関連企画「レゴブロックで作る32×32×32ポッチのアイデアコンペ」の1次通過71作品も展示。北は北海道、南は熊本県から全168作品の応募があった。最優秀賞は埼玉県の福田晟樹(せいじゅ)くん(7)の「にぎやかな うみ」が受賞。審査員の満場一致で決まったという。

 事務局担当者は「大人が作り出したキャラクターや答えが一つのゲームではなく、子どもたちが自らの力で好奇心のスイッチを入れる環境とは何か、また世界に出て初めて気付く世界との環境の差や日本の精緻なものづくり、お互いへの気遣いなど、日本の子どもが持つ良さを掘り起こしたい」と話す。

 開館時間は10時~18時。日曜・祝日休館(12月26日~1月3日休み)。入場無料。来年1月28日まで。

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