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江東「和船友の会」20年 江戸情緒に酔いしれ年間4000人乗船

風を感じる和船

風を感じる和船

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 横十間川親水公園(江東区海辺8など)を中心に活動する「和船友の会」が今年、創立20周年を迎える。

和船のある風景

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 同会は1995年に発足し、櫓(ろ)や櫂(かい)による和船の操船技術と、維持管理方法の継承を目的に活動。同公園内の乗船場で7艘(そう)の船を使い、無料の「和船乗船」や「櫓こぎ体験」を行っている。3月の「お江戸深川さくらまつり」では「お花見周遊船」としても運航する。

 現在の会員数はおよそ60人。下は中学1年から上は99歳と幅広い年齢層で構成され、横浜市や横須賀市在住の会員もいるという。櫓こぎ体験後に「練習生」として登録し、操船技術を習得後、技能検定試験に合格すると「一人前の船頭」として認められる。

 「和船乗船」では1日平均50~100人、年間ではおよそ4000人が乗船。区内よりも区外からの乗船客が多く、近年は外国人も。20人以上の団体の予約も多いという。事務局次長の鈴木惣之助さんは「近隣の人にももっと和船に乗れることを知ってもらいたい」と話す。

 運航日は9~11月・3月~7月21日=水曜・第2日曜、12~2月・7月22日~8月=日曜。受付時間は10時~14時15分。雨天・強風・他イベント時中止。

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