深川エリアの5つの商店街で現在、「深川スタンプラリー2015」が行われている。主催は、同エリアの地域活性を目的に商店街関係者をはじめ、IT関係者、編集者などが参加する有志の集まり「深川発祥」。
参加は、「森下商店街」(江東区森下2ほか)、「高橋高盛会」(高橋2ほか)、「高橋のらくろ~ド」(高橋ほか)、「清澄通り会」(清澄3ほか)、「深川資料館通り商店街」(三好3ほか)。
同会代表の柳博之さんは「小中学生の俳句大会を約10年運営し、地域を超えて全国に根付き始めた。商店街関係者から地域を盛り上げる何かを、という提案があり、スタンプラリーを行うことになった」と話す。参加店舗は、同会メンバーが直接呼び掛け集めた。参加店マップには、コーヒーショップや地域の名所なども記し、街歩きにも活用できる。
参加店でスタンプを3つ集めて応募すると、地域通貨の「芭蕉通貨」5,000円分または商店街グッズを抽選で進呈する。用紙には参加店舗ごとの特典なども付く遊び心も。
参加店の「The NorthWave Coffee」(高橋14)の店主は「高橋、森下地区の人には他の地区を、他の地区の人にはこの地区の店を知ってもらうよい機会。しっかりピーアールしていきたい」と話す。
スタンプラリーに参加した森下在住の外山誠一郎さんは「よく行く地元の店に家族で行ってスタンプもらうもの楽しいし、普段行かない店に行くきっかけになり、新鮮な発見があった。ただ、もっとたくさんのレストランの参加があれば」と話し、「この機会にクラス会を企画した」と学生時代の友人と楽しむきっかけにしたとも。
柳さんは「これを機会に普段行かない店で楽しんでほしいし、これからのわれわれの動向にもさらに注目してもらいたい」と意気込む。
11月30日まで。