新木場公園(江東区新木場2)で11月7日、「マレーシアごはんの会」バーベキューが開かれ、マレーシア人25人を含む約100人が参加した。
同イベントは、「マレーシアごはんの会」代表の古川音さんが発案。古川さんは、同国首都のクアラルンプールに約4年間滞在した経験を持ち、マレーシアの魅力を伝えるには料理を食べるのが一番と考え、マレーシア料理店とコラボしたごはんイベントや料理教室を開催している。
同日のメニューは「オタオタ(魚のすり身のバナナ葉焼)」「ラム肉のブラックペッパーソース」「手羽先カレー味」など。食材はマレーシア料理店「マレーカンポン」(中央区)が用意した。途中、日本人がマレーシアに行って不思議に思ったことを絵に描き、その理由をマレーシア人が説明するというゲームも挟み、バーベキューは盛り上がった。
参加した女性は「アジアを旅すると、マレーシア料理にたどり着く。まだ行ったことはないが、食にとても魅力がある。今回マレーシア人と接してみて、穏やかで個性豊かな人たちが多いと感じたので、早く行ってみたい」と感想を話す。
古川さんは「初めてマレーシア料理を食べた、マレーシア人と話したという人も多く、日頃味わえない異文化体験をすることができたと思う。終了後、マレーシアを周遊したくなったと感想をもらい、とてもうれしい。マレーシアはおいしい料理の宝庫であり、すてきな人がたくさん暮らしている。これからも食のイベントを通して、マレーシアという国の魅力を伝えていきたい」と意気込む。