深川資料館通り商店街で10月4日、アート&クラフトマーケット「清澄白河エキスポ」が行われる。主催はカラフルラボ(白河1)。
同イベントは、同地域に10年以上住む同社社長の桑野健士さんが、同地域のランドマークである「東京都現代美術館」(江東区三好4)が改修のため来年より3年間閉館するとうわさを聞いたことがきっかけ。「駅と美術館を結ぶコンコースとなっている当商店街の人通りが少なくなってしまうのではないか、と一住民として勝手に危機感を覚え、何かできることはないかと思った」と桑野さん。
9月23日に同商店街で行われた青空マーケット「深川美楽市」で、同イベントの「プレ開催」として一部店舗が出店。今後は月1度のペースで開催する予定。
内容は、作品を作家自身が販売するスタイル。アクセサリーや生活雑貨などクラフト品の他、絵画や版画、彫刻など本格的なアート作品など50店以上が出店する。
「アートとコーヒーで注目を集めている同地域だが、商店街には昔ながらの豆腐屋や和菓子屋なども並び、寺社も多く、歴史と文化・アートが融合している。これらを結びつけるイベントとして、アートと手作りの市場という形になっていった」と振り返る。
桑野さんは「作家さんとじかにコミュニケーションを取りながら買い物ができるのも手作り市の魅力。魅力ある街で、のんびりと買い物を楽しんでもらいたい」と呼び掛ける。
開催時間は10時30分~17時。雨天中止。