江東区役所(江東区東陽4)内にある手作りショップ「るーくる」で7月1日、同区役所産の天然蜂蜜が販売され即日完売した。
同区の職員が発案し、事業化した「江東区ハニービー・プロジェクト(通称ハニプロ)」で収穫した同商品。5月20日から数回行われた採蜜で収穫された蜂蜜で、関係者とサンプル分を除いた約50キロ・およそ700個を、同店に約460個、系列店の「るーくる西大島店(大島4)」に約240個と、振り分けて販売した。
10時の開店前から約15人が並ぶ姿も見られ、開店を10分ほど早めた。来店客からは「販売になるのを待っていた」という声もあったという。順調な売れ行きを見せ、14時10分に完売。西大島店では100個ほど売れ、7月2日早朝、急きょ、残り140個のうち120個を区役所の同店舗に移動し、店頭に並べたという。同プロジェクトのリーダー速水俊成さんは「これもすぐに完売するのでは」と期待を寄せる。
速水さんは「雨の中、わざわざ買いに来てくださって本当にうれしい。次回の販売について問い合わせも多く入ると思うので、できる限り早く瓶詰め作業したい」と感無量の様子。
次回の販売日は未定。6月11日と7月2日の2回採蜜が行われ、計40キロの蜂蜜が販売可能。速水さんは「ハニプロのメンバーは、前回と比べ、次に瓶詰めする蜂蜜は味が濃厚な気がすると話している。さらに多くの花の蜜が混じっているのではないか」と予想する。