都立木場公園(江東区平野4)で5月3日・4日、アマチュアバンドの祭典「Kiba Stock野外コンサート」が行われる。主催は江東アマチュアバンド活動推進委員会。
1997年から続く同コンサートは今回で21回目。毎回、全国から年代を問わず多数の応募があり、区内の「USA LIVE PUB if」(東陽3)で行われたオーディションで選ばれた約20組のアマチュアバンドが同公園イベント広場でパフォーマンスを行う。
同委員会代表の佐藤猛さんは「散歩で通っていた公園内にある石畳のステージで音楽イベントができないかと考えた。音楽仲間たちと手さぐりで始めた準備はとても大変だった」と初開催を振り返る。イベント後には次回開催の要望が多く、その後19年続き、ゴールデンウィーク恒例と成長した。運営はミュージシャンを中心としたボランティアが協力して行っている。
今年の見どころは、復活した「ルーキー枠」。区内の高校生バンドが参加する。今後枠を広げる予定で、若い世代へのアプローチにも力を入れていく。
観客と一緒に歌うオリジナルソング「Kiba Stock」は、同コンサートでおなじみの「AERIAL(エアリアル)」が作詞・作曲を担当している。
佐藤さんは「これからも人とのつながりを大切に、地元を盛り上げていきたい。当日は青空のもとロックを楽しんでほしい」と呼び掛ける。
開催は10時~17時。どちらかが雨天の場合5月5日に順延。両日とも雨の場合は中止。入場無料。