食べる

木場のカフェが「角乗りビスコッティ」-ホワイトデーを前に伝統芸能が表現

木場の角乗りビスコッティ ホワイトチョコ入りチョコレート味

木場の角乗りビスコッティ ホワイトチョコ入りチョコレート味

  • 0

  •  

 木場公園脇にあるカフェ「mamma cafe 151A(いちごいちえ)」(江東区平野3、TEL 03-6458-8715)で、ホワイトデーに向けて「木場の角乗り(かくのり)ビスコッティ ホワイトチョコ入りチョコレート味」が数量限定で提供されている。

共同代表の店部真起さん

[広告]

 同店は2014年4月オープン。可能な限り有機栽培、無農薬の食材を使用したメニューを提供。食器や雑貨類なども取り扱い、「食と美意識の高い人たち」を中心にさまざまな年齢層に支持を得ている。

 ホワイトデーを前に、「細く刻んだホワイトチョコを入れ込みちりばめ、形は角乗りの木材をかたどり、ブラックチョコレートベースで焼き上げた。2種類のチョコを楽しんでほしい。小さな子どもから年配の人まで食べられるように歯切れがよくなるようにした」と共同代表の店部(たなべ)浩司さんは話す。

 角乗りは、江戸時代から続く伝統芸能の一つ。木場の材木業者たちが鳶口(とびぐち)と呼ばれる道具一つで丸太を操り、運搬や筏(いかだ)を組む仕事の技を後に芸能として発達させた。例年、「江東区民まつり」でも披露されている。店部さんは、「角乗りを知らない人が多くなり、知る機会になってもらえたら。年配の人にはなじみのある角乗りを感じてもらえたら」とも。

 木場地域の活性化を願い、店部さんは「木場角乗保存会があるが、保存会公認のお菓子にしてもらえたら」とも。ホワイトデー後は、季節ごとのフレーバーで製作・販売する予定。

 同品の価格は700円。営業時間は8時~19時。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース