門前仲町に3月5日、コーヒー専門店「莫珈琲焙煎所(ばくこーひーばいせんじょ)」(江東区富岡1)がオープンした。
店主の岡村澄(きよし)さんは近隣の「アライズコーヒーエンタングル」をはじめ、いくつかの店で修業した後、独立に至った。
通りから一本入った場所にある同店。間口は3メートルほどで、店舗面積は約10坪。岡村さんは「高い天井がある空間」を希望していたが、エリアに関してのこだわりはそれほど強くなかった。店名の「莫」も、漢字からはぼんやりと果てしなく広がるイメージがあり決めたという。
主なメニューは、ミャンマー(450円)、ラオス(450円)ほか。
「本当においしいコーヒーを出すのなら産地に直接赴き、自分で焙煎までしなければいけない」と岡村さん。「最近はこの地域はコーヒーで人気が出ているが、しっかりしたものを出していれば大きな宣伝をしなくてもいつか認めてもらえるはず」と自信を見せる。「ここに達するまで地域の方々には本当に世話になった。いつかコーヒーを通して地域に恩返しができれば」とも。
営業時間は10時~19時。水曜定休。