木場に3月1日、車いす利用者用のセルフ型の会員制トレーニングジム「i-Self Workout for Wheelchair」(江東区木場2、TEL 03-5809-9390)がオープンする。経営は脊髄損傷者を対象に再び歩くことをサポートするトレーニングジムを運営するジェイ・ワークアウト(同)。
同社の伊佐拓哲社長は学生相撲に打ち込んでいた2002年、事故で頚髄を損傷、現在も車いす生活を送っている。2007年に脊髄損傷者専門パーソナル型トレーニングジムを開設、フロアを拡大するため2015年に木場へ移転した。
新たにオープンするジムは車いす利用者であれば誰でも利用でき、専属トレーナーの同伴も可能。車いすに乗ったまま、筋トレやストレッチ、有酸素運動などができる。マシンを使ってトレーニングすることで体幹部への効果も期待でき、日常生活での移動や動作への不安が軽減されるという。同社では専用マシン8台を導入、マシンの輸入販売ライセンスも取得している。
元々、脊髄損傷者のための施設であり、車いす対応トイレや更衣スペースのほか、車いす用昇降機などのバリアフリー対策も講じている。
営業時間は8時30分~19時。入会金5,000円、月額会費は平日限定6,800円、土日祝日限定7,800円、オールタイム1万円、ビジター1回2,000円(以上、税別)。