キッザニア東京(江東区豊洲2)で11月2日、「コレクション発表会」が行われた。
同日から、子ども服や子ども用品を企画・販売する「キャサリンコテージ」(千葉県)が同施設に出展することに合わせて行われた企画。メインステージ・ランウエー・フロントステージと「エの字」型に作られた舞台の上を、「おとぎの国」「和モダン」「パーティー」をテーマにした服を総勢11人のキッズモデルが身にまとい歩いた。
コレクション発表後、キッズモデルが客席にいたキャサリンコテージの三原みぎわ社長と同施設の住谷栄之資社長の手を引き、舞台上へ。三原社長は「ネットだけの展開でリアルなショップを持たないため、キッザニアで展開できることは当社にとってとても大きなこと」と話し、「モデルになると周りにはスタイリストやカメラマンがいる。最初は子どもたちも縮こまっているが、どんどん自信をつけて前に出ていく。そうやって自信をつけて成長する手伝いができることがうれしい」と感極まり言葉を詰まらせる場面も。住谷社長は「モデルとして歩くだけではなく、チームワークでいろいろな人が関わっていることをこの仕事体験を通して感じてほしい」と話した。
続いて、「劇場パビリオン」で一般の子どもたちによるファッションショーの職業体験が行われた。定員の24人(うち3人が男子)が集まり、好調な滑り出し。劇場外のベンチで説明後、舞台で着替えとヘアセットが行われた。モデルという職業のため、子どもが自ら服を選ぶことはできないという。
緞帳(どんちょう)が開き、リハーサル後に本番。多くの子どもたちが緊張した面持ちの中、はにかみながらもポーズを取っていた。中には、実際のモデルさながら「なりきって」ランウエーを歩く子どもも。出演した子どもたちの保護者は、スマホやカメラでわが子の姿を収めていた。