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木場公園で「江東区民まつり」 東京五輪1000日前イベントも

「木場の角乗」昨年の様子

「木場の角乗」昨年の様子

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 木場公園(江東区平野4)で10月28日・29日、「江東区民まつり中央まつり」が行われる。

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 キャラクターショーやマーチングバンドの演奏、産業展やフリーマーケット、日本全国の特産品販売などを行う同イベントは今年で35回目。

 「ふれあい広場」で行われる呼び物の「民俗芸能大会」は、江戸時代から続く伝統の技を披露するもので、演目は無形民俗文化財に指定されている。

 江戸時代に木場の筏師(いかだし)が、水に浮かべた材木に乗って筏を組む作業から発生した「木場の角乗(かくのり)」では、水面に浮いた角材に乗って妙技を披露。長さ4メートル、太さ33センチの角材は、丸太乗りよりも技術が必要といわれている。

 会場ではこのほか、葛西囃子(かさいばやし)の軽快な演奏に合わせ、げたを履いて角材に乗る「駒(こま)げた乗り」、子どもを肩車する「川蝉(かわせみ)乗り」、角材の上に立てたはしご(はしご)に登る「はしご乗り」などの妙技を披露する。

 それぞれの保存会は、「深川の力持(ちからもち)」、「木場の木遣(きやり)」、「木場の木遣念仏」、「砂村雑子」、「富岡八幡の手古舞(てこまい)」、「獅子舞」などを行う。

 今回は28日が東京2020オリンピック・パラリンピックの開幕から1000日前に当たるため、当日は、同会場と豊洲シビックセンター(豊洲2)・総合区民センター(大島4)の2会場で、1000日前イベントを同時開催する。正午にパレード参加者1000人によるバルーンリリースを行うほか、同公園では水泳元日本代表の松田丈志さん、豊洲ではマラソン元日本代表の瀬古利彦さん、大島では千葉真子さんがトークショーを行う。

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