江東区森下で9月2日、八名川小学校児童による「ジャイアントペーパーフラワーパレード」が行われる。主催は、地域情報メディア「いいね森下」。
都営新宿線・大江戸線の「森下」駅を中心に、半径約1キロメートルの範囲の地域情報を掲載する同メディア。隣町の清澄白河が注目される昨今、「森下地域を盛り上げよう」とWEBデザイナー のイワタマサヨシさんが2カ月前に立ち上げた。掲載町名は森下、常盤、高橋、千歳、新大橋、両国、緑、清澄白河。地域情報の発信の他、ジョギングやヨガなどのイベントも開催している。
ジャイアントペーパーフラワーは、地域在住のアーティストのMEGUさんが、画用紙や柔らかい薄葉紙などで作成する花の作品。生花ではできない演出が可能となり、フォトジェニックなアイテムとして結婚式や商業施設などでディスプレーされている。
アート好きなイワタさんとMEGUさんが出会い、アートで地域活性ができないか、と考え今回の企画が生まれた。
同日はMEGUさんと児童がジャイアントペーパーフラワーを一緒に制作。体よりも大きな花を持って、同小学校から森下商店街、墨田区の「ギャラリーダルストン」まで約900メートルを歩く。
関連イベントとして、9月3日から同ギャラリーで「子どもたちと作るアート空間~ジャイアントペーパーフラワーボックス~」を開催。MEGUさんのトークセッションや、子どもたちとジャイアントペーパーフラワーにペインティングするイベントも行われる。
イワタさんは、「多くの人に森下を好きになってもらい、気軽にあいさつができるコミュニケーションを培い、街づくりのきっかけになるようなイベントや情報を今後も発信したい」と話す。
パレードは15時開始。雨天中止。「子どもたちと作るアート空間~ジャイアントペーパーフラワーボックス~」は入場無料。開廊時間は13時~20時。月曜休み。9月23日まで。トークセッション「MEGUさんのアーティストトーク」は9日の15時~16時30分。500円。「ペインティングイベント」は16日の13時~16時。参加無料。