木場親水公園(江東区木場3)の水路に現在、カルガモの親子がお目見えし、公園を散歩している人たちを喜ばせている。
「木場の風景」をテーマに整備された同公園は、延長0.9キロメートル、面積1.9ヘクタールの広さがあり、江戸情緒を感じさせる木場の面影を再現している。石積みの掘割や木製の太鼓橋、灯籠、筏(いかだ)を操る川並の像など、江戸の雰囲気が漂う設計となっている。
確認したカルガモは親ガモ1羽と子ガモ5羽。子ガモは全長10センチほど。体は茶色の産毛に覆われ、羽根はまだ生えそろっていない様子。
子ガモが親ガモに見守られながら自由に泳いだり、じゃれあったりしているかわいらしい様子が見られる。泳ぎ疲れると親ガモにつられて水路に設置された小屋に入り、休息を取っていた。
同公園によく散歩に来るという子連れの女性は、「だいぶ大きくなってきた。子ガモが成長する姿を見るのが楽しみ」と話す。