理化学ガラス製品のインテリアショップ「リカシツ」(江東区平野1、TEL 03-3641-8891)で3月30日、「リカロマ蒸留会 初級編(春の親子講座)」が行われる。
リカロマとは、ビーカーやフラスコなどを製作する理化学ガラス職人が手作りする家庭用アロマウオーター専用蒸留器。本体や冷却ボールなどは理化学研究用のホウケイ酸ガラスで作られ、耐熱性、耐薬品性、透明性に優れているという。家庭ではIHヒーターを使用し、水と冷却用の氷、好みのハーブで、約45分で200ミリリットルのアロマウオーターを作ることができる。密閉できる理化学ガラス製品の良さを取り入れ、できる限りシンプルな構造で、洗いやすくしたところも特徴。
蒸留会は、プラスアロマ協会代表理事の斎藤智子さんが担当。参加者は「アロマとは何か」をはじめ、実際に蒸留を体験し、出来上がったアロマウオーターは瓶に入れて持ち帰ることができる。今回は春休みということもあり、初の親子参加型。
リカシツを運営する関谷理化の猪野和雄さんは「アロマセラピーの資格試験を受けた人は41万人と毎年増えていることもあり、リカロマをきっかけにもっと香りを楽しむ文化が広まってほしい」と話す。蒸留会については「せっかくなのでこれを機に、小さなお子さんには理科やサイエンスにもっと興味を持ってもらいたい」とも。
開催時間は11時~12時30分(営業時間は13時30分~18時、土曜・日曜・祝日は13時~)。予約はホームページで受け付けている。