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清澄白河の商店街に「まねき」看板 木場の正月飾りの名残で

各店舗前に取り付けられた看板

各店舗前に取り付けられた看板

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 深川資料館通り商店街(江東区三好2ほか)で現在、各店舗前に「まねき」風の看板が置かれている。

過去の看板も商店を彩る

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 商店街活性を目的とした助成金事業の一環。昨年末から1月末まで同商店街沿いにある善徳寺(同)の塀に飾った材木商の正月飾り「木場の香漂う 木場の一景」と共に商店街に彩りを添えている。

 3年目となる今年、正月飾りはアーティスト白濱雅也さん・万亀(まき)さんが今年の干支(えと)の酉(とり)とヒヨコを描き、近隣在住の女性書家・市川彩夏さんが「心」をテーマにした言葉をしたためた。一方、各店舗の看板も毎年制作され、1年目はあんどん風、昨年は絵馬型。

 今年の看板は、長さ1メートルほどのスプルス材にレーザー光線で各店名の文字輪郭を焼き付けたもので110枚作成。同商店街理事長の分部登志弘さんは「白木の板だから、色を塗るなど、さまざまに活用してほしいと話している」と話し、「店舗によっては、3年分の看板がある店も多い」とほほ笑む。

 「何でも継続していくことが大事。今後も続けていきたい」と意気込みを見せる。「この商店街でこんな正月飾りを続けていたら、刺激を受けた木材店が2店、今年正月飾りを復活させたと聞いた。そうやってつながっていくことがうれしい」とも。

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