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江東区長がラジオ出演-「えとの『未』は未来の『未』」

山﨑孝明江東区長(左)とインタビュアーの笹川真樹子アナ(右)

山﨑孝明江東区長(左)とインタビュアーの笹川真樹子アナ(右)

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 ビジネス・商業複合施設「深川ギャザリア」内の「レインボータウンFM・木場スタジオ」(江東区木場1)で1月4日、山崎孝明江東区長がラジオ出演し、新年の抱負を語った。

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 出演番組は、区提供の「ラジオこうとう」。開口一番、「区民の皆さん、明けましておめでとうございます。今年1年、今まで以上にスピード第一で頑張っていきます」とあいさつした。

 5年後のオリンピック・パラリンピック開催に向け、競技会場が集中する同区。昨年、区民から直接意見を集めるイベント「聞かせて!あなたのオリンピック・パラリンピック」を、区内の各スポーツセンターで開催。意見やアイデアなど1200通以上が集まった。それを受けて山崎区長は、「区民がボランティアをやりたい、外国からの観光客を亀戸に案内したい、英語を覚えるべきだなど、さまざまな声を聞けた。集まった意見を都にぶつけていきたい。5年後に向け、子どもたちと一緒に良いアイデアを発信していきたい」と五輪への熱い思いを語る場面も。

 昨年区内で話題になった事柄も振り返った。3月に開院した地上10階・地下1階建て、24時間365日対応の災害拠点病院「昭和大学江東豊洲病院」は、周産期医療やこどもセンターが充実し、ハイリスク妊婦(新生児集中治療室)、GCU(新生児発育支援室)を設置している。「女性と子どもに優しい病院をコンセプトに、出産・育児などの母親を守るのが使命。区民の命と健康を守る手助けになれば」

 4月にスタートした「ことみせ」事業は、区内の小店舗の魅力を発掘し、情報誌やホームページで発信する。「5年後のオリンピックに向けて、区外の人にも区内の店舗をもっと知ってもらいたい。区外の人にも利用してもらうために、ことみせを始めた。多くの人がリピーターとして何度も江東区を訪れてくれたらうれしい」

 「臨海部コミュニティサイクル」は、豊洲、青海、有明などにある21カ所のステーションで自転車を自由に借りたり返したりすることができる。「使用者が増えてきている。健康にもいいし、自転車で『ことみせ』に掲載している店舗を回ってくれないかな。きっと楽しいと思う」

 最後に山崎区長が2015年を表す漢字として、「未(ひつじ)」を選んだ。「私は年男。未来の『未』、そしてヒツジの『未』。未来に向かって希望あふれる江東区にしていきたい」とし、「区民にとって今年が良い年となりますように。この正月は、深川・亀戸七福神巡りがおすすめ。お参りしてみては」と笑顔で締めくくった。

 同区は今年3月に人口50万人を超えるといわれている。

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