豊洲の芝浦工業大学の図書館で12月17日から25日まで、展示企画「Christmas around the world バルーンとの共演」が開催され、クリスマス仕様にバルーンで飾り付けられた。
同展示は同大学のジャグリング・手芸サークル「シャングリラ」との共同展示。世界から6か国を選び、クリスマスに食べる菓子、教会や建築家についての本が用意された。また、同大学の卒業生で映画化作品も手掛けた小説家・中村航さんの作品も並んだ。
企画が始まったキッカケは、同大学がグローバル化を推進していることから。留学生にも日本人学生にも身近な図書館で季節に合わせた企画を行うことで、世界のクリスマスを知りつつ、異文化交流を促進することが狙い。
同大学は文部科学省の今年度の国際化拠点整備事業費補助金「スーパーグローバル大学等事業 スーパーグローバル大学創成支援(タイプBグローバル化牽引型)」に私立理工系大学で唯一採択され、10年間に渡る支援を受けることが決定している。
同展示の中でも図書館のおすすめの一冊は、「世界の教会」。世界各国の協会、修道院、大聖堂の外観・内観が160点も収録されていて、手のひらサイズの大きさで読みやすいとのこと。
同大学の図書館は区内に在住し、区立図書館の「共通貸出カード」を所持する18歳以上で、学術の調査・研究を目的とした人は利用可能。