深川江戸資料館(江東区白河1)で9月19日、恒例の「かかしコンクール」表彰式が行われた。主催は深川資料館通り商店街協同組合
山﨑孝明江東区長は「19回目を迎え、初秋の恒例行事として認知され、深川地区の一大イベントに育った。世相を反映したかかしが多く出品され、今年はリオデジャネイロ五輪のメダリストや、熊本地震を応援する『くまモン』などで多くの来訪者の目を楽しませてくれた。来年は20周年の節目、4年後の東京五輪開催にむけて、同商店街と力を合わせ、区を盛り上げたい」と話した。
出品作品は、オリンピック選手をはじめ、小池百合子東京都知事、タレント「りゅうちぇる」さんのほか、世相を反映したものなど。江東区長賞は竹内薫子さんの作品「感動をありがとう」が受賞した。リオデジャネイロ五輪レスリング日本代表の吉田沙保里選手をモチーフに、戦う力強さをかかしで表現した。そのほか、理事長賞、警察署長賞、アイデア賞、などが授与された。
最後は「かかしコンクールを開催したい」と関心を寄せ出席した埼玉県の吉見町(よしみまち)役場のメンバーから米のプレゼントがあり、じゃんけん大会を行った。