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江東の扇橋閘門が夏休み一般公開 「東京のパナマ運河」の全貌紹介

扇橋閘門

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 扇橋閘門(おうぎばしこうもん、江東区猿江1)が8月11日、夏休みの一般公開がされる。

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 閘門は、水門で水位を上下に調節して、船が水位の異なる河川を通航させる機構で、中南米にあるパナマ運河が有名。同閘門は同区のデルタ地帯を東西に流れている小名木川の中央に位置し、「東京のパナマ運河」と呼ばれている。夏場には、プレジャーボートなど多くの船舶が往来している。

 2009年から開催している一般公開イベントは、船で上陸し閘門施設を見学する内容で、防災船着き場もあわせて開放する。江東治水事務所水門管理課は「水辺空間のにぎわいを創出、東側内部河川の水位低下といった東部低地帯における特異な水害対策と同閘門の役割を広く知ってもらうために毎年開催している」と話す。

 参加者からは、施設について「知らないことが多かった」「知ることができて安心した」などの声が寄せられているという。同課は「これからも広くピーアールしていきたい」と話す。

 公開日は、8月11日~14日、20日、21日、27日、28日。開催時間は9時30分~17時。施設説明会は10時30分~、13時30分~、15時30分~。参加無料。10人以上の見学は要事前連絡。問い合わせは、江東治水事務所水門管理課(TEL 03‐5620‐2493)。当日問い合わせは、扇橋閘門管理所(TEL 03-3631-1373)まで。

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