清澄白河の多目的スペース「リトルトーキョー」(江東区三好1)1階で4月22日から、交流イベント「しごとバー」が始まる。運営はシゴトヒト(同)。
さまざまな生き方や働き方との出会いを提供することを目的に昨年11月、港区・虎ノ門から移転してきた同スペース。
「しごとバー」は平日夜に、あらゆる職種・肩書の人を「バーテンダー」として招き、交流する人気イベント。広報担当者の中嶋希実さんは「虎ノ門時代は、すべてバーテンダーにお任せして進行したが、清澄ではまずシゴトヒトのスタッフでMCを立て、バーテンダーの人となりを紹介しながら、少しトークショーのような時間を設けてから進行をお任せする予定」と話す。
同スペースでは5月末からランチの提供も予定する。「できる限り、自分たちの食べるものがどういう由来でできているのか知りたい」との思いから、「食のDIY」をコンセプトに掲げ、定食を構成するみそ汁、ご飯、野菜、などそれぞれにアドバイザーを立て、メニュー製作を進める。「最近自分たちでみそも仕込んだ」と中嶋さん。
「清澄白河は、『自分たちで何か作る』というクラフト系の人が多いため、私たちも感化された。今まで私たちが足を運ぶ・取材する店の多くはこういった自分たちで生み出す人だったこともあり、純粋に『自分たちでできる』ということに考え方もシフトしている。街に影響されたようだ」と振り返る。
同スペースは今後、2階にアトリエ・ギャラリー、3階にフリースペースなどを順次オープンする予定という。
「しごとバー」営業時間は18時~26時。月・火定休。