江東区観光協会は12月11日、フェイスブックページ「ことてぃ」を開設した。
同事業は、区の観光、お出掛け情報の発信・交流を目的とするもの。区内の魅力あふれる情報を発信し、その情報を多くの人が共有することで、「若い世代に区の魅力を感じてもらうきっかけ」を作り、区への愛着心を育て、地域を盛り上げていくことを目的とする。
名称は「江東区ファンのコミュニティー」の略。区が「水彩都市・江東」として打ち出していることから、「すいさい=4131」と語呂合わせし、将来の目標として投稿者(=江東区ファン)が4131人になることをもくろむ。
投稿内容は、投稿者が「面白い」「発見した」「共有したい」と感じた区内の情報。区の観光地やイベントの情報というより、投稿者の区への愛着が感じられる視点の内容を求める。同協会が11日、13日に開いた説明会には18人が参加し、すでに投稿を始めている。
投稿者になるための資格は区内在住・在勤・在学者で、自身のフェイスブックを持っていること。投稿すると、「ことてぃ」と自身のタイムラインに流れ、「ことてぃ」ページでは署名記事のように投稿者の名前が記される。
同協会主任の小室智史さんは「昨年行われた区の調査によれば、区内に住み続けたいと思っている人の割合が9割を超えている。そういった『愛着』は人それぞれ。その愛着を新しい住民や来訪者にシェアしてもらいたい」と話す。「お気に入りの散歩道や風景など、愛着を感じているモノ、コトであれば特別な対象である必要はない。文章や写真が上手である必要もないので、多くの人に投稿してもらい、区への愛着の輪を一緒に広めていきたい」と期待を込める。
申し込み、問い合わせはホームページで確認できる。