カメリアホール(江東区亀戸2)で4月4日、「子守唄しあわせコンサート」が行われる。主催はNPO法人日本子守唄協会。
同NPOは「子守歌は子育てや生活のリズムづくりに大切な要素がたくさん含まれているというイメージを多くの人に認知してもらいたい」と、今年から同日を「子守唄の日」と制定した。同日とした理由は、親が最初に子どもに話しかける言葉「よしよし」から。3月3日が桃の節句、5月5日が端午の節句であることから、女子・男子の節句の間に「わが子の幸福を願おう」と考えたという。今後、「よしよし」「よいよい」を合言葉に毎年イベントを開催する。
同コンサートでは、日本に伝わる子守歌の紹介や4人の母親による演奏のほか、童謡や唱歌なども歌われる。世界の子守歌の披露や、会場全体での合唱も。同協会理事長の西舘好子さんは「明日の育児や日常に心地よい刺激と希望を感じられるようにしたい」と意気込む。
同記念日について、「誰もがこの日だけは子どものことを考え、何か実行してほしい。例えば子どもに声を掛けたり、ほほ笑んだり、母親を励ましたり、手伝ったりと、率先して実行する日になれば」とも。
18時開場、18時30分開演。料金は2,000円(高校生以下は無料)。