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木場のギャラリーで本場パリのシャンソンライブ-ソプラノ歌手とコラボ

バイオリン・南野梓さんのソロ

バイオリン・南野梓さんのソロ

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 木場のギャラリー「EARTH+GALLERY」(江東区木場3、TEL03-3630-1655)で11月16日、コンテンポラリーユニット「AzurVert(アズールベール)」がライブを開いた。

主要メンバー

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 同ユニットは1993年、バイオリンの南野梓さん、ギターの谷村武彦さんを中心に結成。仏パリの大道芸で音楽活動をしていたという珍しい経歴で、シャンソンの祭典「パリ祭」などに出演。今年、昭和音楽大学の学生からオーディションで選出されたボーカル隊を加えた新編成となり、日本全国で活動中。

 同ライブでは、代表曲「キミは永遠(とわ)のヒト」をはじめ15曲を披露。ボーカル隊の歌唱力もさることながら、今回は特別ゲストとして、ソプラノ歌手・窪田晶子さんを招き本格派の歌声で魅了。2階席から登場し、歌いながら降りてくる様子は「さながらオペラの一幕のよう」と会場を沸かせた。南野さんのバイオリンソロでは、大道芸で培った表現力で会場を圧倒。「まさにパリの裏道の雰囲気」と耳の肥えたギャラリーの常連客をうならせた。

会場を彩るのは、ビジュアルジョッキー「GR-TAKA」さんによる映像と、グラフィックデザイナーの富岡啓佑さんの美術のコラボレーション。富岡さんは、同ユニットのビジュアルデザインを担当する。

 ライブハウスやギャラリーだけにとどまらず、寺社や教会でもライブを行ってきたという南野さんは「フリーな空間で他のジャンルの人とコラボすることが好き。音楽の可能性を広げていきたい」と意気込む。今後の目標として、「自らの原点のパリでライブを開きたい」とも。

 同ギャラリーでは来年1月24日、南野さんにドラムやサクソホンを加えた「悪くないトリオ」が即興ジャズライブを開く予定だ。

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