横十間川親水公園(江東区東陽6地先)の散歩道に2月18日、ツクシが顔を出し、一足早く春の訪れを知らせている。
同園の面積は5.1ヘクタールで、ボート乗り場や水上アスレチック、野鳥の島など、水辺に親しめる施設が多数あるほか、区内唯一の水田もある。
今回ツクシを確認した場所は、四ツ目通り~平住橋の東西約400メートルの散歩路内で、四ツ目通りから西へ約300メートルの地点。ニシキギの植え込み付近に群生しており、目を凝らすと見つけることができる。
区では同所で2000年からスギナが茂っていることを職員が見つけ、翌年からツクシを確認している。
同日確認できたツクシは10本以上。高さ約2~9センチ。ほとんどのツクシが土から顔を出したばかりの小さいものだが、中には3つの節をすっと伸ばし、ニョキッと突き出しているものもあり、さまざまな大きさのツクシが見られる。
毎日散歩で同園を通っている男性は「ツクシが育っているとは知らなかった。早く暖かくなってほしい」と春の訪れを喜んでいる様子を見せた。