江東区と江戸川区を結び、旧中川に架かる「旧中川ふれあい橋」(江東区亀戸9~江戸川区)で1月29日、ライトアップの点灯式が行われた。
同企画は、2013年に旧中川沿いを含む亀戸付近一帯が、区の「景観重点地区」に指定されたことを受け、地元からイルミネーション点灯の要望があったことがきっかけ。塗装工事とあわせてイルミネーション照明は124基、歩道照明6基のLED照明が設置された。工事の費用は江東区・江戸川区の両区で負担している。
LED照明の点灯はあらかじめ8パターン設定。青色の「粋」と紫色の「雅」の2パターンをベースに、桜の開花時期には淡いピンク色、東京大空襲の犠牲者を追悼する「灯籠(とうろう)流し」が行われる8月には、淡い黄色の光で橋が包まれる。
同日は、用意されたくす玉が割れると同時にイルミネーションが点灯。参加者からは大きな歓声と拍手が沸き起こった。赤や緑・黄色などのLED照明が輝き、多くの人が東京スカイツリー(墨田区)のイルミネーションとの競演をカメラに収めた。