劇団EXILEが区観光キャラクターを使ってラジオ番組-即興モノローグに挑戦

ファンと一緒に写る劇団EXILEのメンバー

ファンと一緒に写る劇団EXILEのメンバー

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 ビジネス・商業複合施設「深川ギャザリア」内のレインボータウンFM・木場スタジオ(江東区木場1)で11月22日、劇団EXILEがラジオの公開生放送で即興モノローグを披露した。

放送中の様子

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 劇団EXILEは、ゼネラルプロデューサーであるHIROの「新たなパフォーマンスの平地へ」という願いから、2007年夏に旗揚げ。メンバーは青柳翔さん、秋山真太郎さん、小澤雄太さん、春川恭亮さん、鈴木伸之さん、町田啓太さん、小野塚勇人さん、野替愁平さん、八木将康さんの9人。EXILEのメーンテーマである「Love」「Dream」「Happiness」という3つの心を、演劇を通して伝えるべく結成された超進化系パフォーマンス軍団。

 今年10月からスタートした、同ラジオ局のレギュラー番組「Weekend Fun」の初回放送で同グループが即興モノローグ「劇団EXILEファイヤー」を披露。即興モノローグとは、いくつかのキーワードを基に即興で1分間の物語を作り一人語りをするというもの。演者にキーワードを事前に知らせない。放送後「爆笑、笑いが止まらない」「また聞きたい。展開が読めないので面白い」などコメントが殺到し、「もう一度聞きたい、コーナーにしてほしい」など100通以上のコメントが寄せられため、放送2回目にしてコーナー化が決定した。

 今回、挑戦したのは小澤さんと春川さんの2人。キーワードは「枯葉」「コトミちゃん」「砂時計」「カフェ」「赤ちゃん」。 コトミちゃんは2005年度に実施した「江東区観光キャラクターコンテスト」の水彩都市部門で選ばれたキャラクターで、区の花「サザンカ」の髪飾りと二頭身の大きな頭がチャームポイント。「水辺で遊ぶのが大好きな水鳥の女の子」という設定。「水辺のアイドル」として親しまれている。

 でき上がったストーリーは「枯れ葉の季節、ギンナン拾いに出掛けると、江東区のゆるキャラ「コトミちゃん」に出会い、ギンナンまみれのコトミちゃんが砂時計の砂がなくなるまで走り続け、たどり着いたカフェで出産する。水鳥のコトミちゃんは、子どもと一緒に川へ戻りギンナンを洗い流す」というもの。秋山さんが「コトミちゃんに勝手に子ども生まれちゃっていいの」と突っ込むと、小澤さんも「子ガモ かわいいんで」と返す場面も。コトミちゃんも登場した熱演に、番組は大いに盛り上がり、スタジオ前のギャラリーは約400人に上った。

 劇団EXILE、リーダーの秋山さんは「リスナーからの叱咤激励(しったげきれい)のメッセージに感謝している。素の自分を出しつつ、僕たちにしかつくれない世界を木場で表現したい」と話した。

 次回放送は12月27日を予定する。

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